乳液とクリームは、化粧水で肌に与えた水分を閉じ込め、肌を保護する役割があります。年齢によって肌の変化はありますが、乳液やクリームを適切に使用することで、肌の乾燥や乾燥小じわを予防し、健やかな肌を保つことができます。
年代別に見る乳液とクリームの重要度
乳液とクリームは、肌にうるおいを与えて乾燥を防ぐためのスキンケアアイテムです。年齢によって肌の状態は変化するため、乳液とクリームの使用方法や使用頻度も変わってきます。
10代
10代の肌は、まだハリや弾力があり、皮脂分泌も盛んなので、乳液を塗る程度で十分です。
乳液は保湿力がありながらも軽く、ニキビのトラブルを起こしにくいなどメリットがあります。また、油分がクリームより少なめで肌への落差が少なくなり、止めやすく短期間のスキンケアに適しています。乳液は、化粧水の後に肌になじませましょう。
20代
20代の肌は、ハリや弾力があり、乾燥しにくいのが特徴です。まだ年齢による肌の変化は少ないですが、紫外線や乾燥などの外的刺激によって、肌の乾燥や乾燥小じわが目立ち始めることもあります。乳液かクリーム、又は乳液のクリーム併用で毎日使用してください。肌にしっかりとうるおいを与え、肌の乾燥を防ぐことが大切です。
30代
30代になると、肌のターンオーバーが乱れ始め、肌のハリや弾力が徐々に失われ始めます。そのため、乾燥やシミなどのエイジングサインが現れやすく、肌の乾燥や乾燥小じわが出現する方が多いです。毎日、乳液とクリームをしっかりと塗って、水分量油分量のバランスや肌の状態を確認していきましょう。肌の乾燥を防ぎ、ハリや弾力を保つことが大切です。
40代以降
40代以降になると、肌の水分量やコラーゲン量が減少し、乾燥やシワ、シミ、たるみなどのエイジングサインがさらに目立ちやすくなります。乳液とクリームを重ねづけして、肌の乾燥を防ぎ、ハリや弾力を保つことがますます重要になります。
年代別の乳液とクリームの使用例
乳液とクリームの使用例は、以下のとおりです。
10代
- 乳液:化粧水の後に、顔全体にムラなく塗る。
20代
- 乳液:化粧水の後に、顔全体にムラなく塗る。
- クリーム:乳液で足りない部分に、重ねづけする。又は、乳液をクリームに置き換える
30代
- 乳液:化粧水の後に、顔全体にムラなく塗る。
- クリーム:乳液で足りない部分に、重ねづけする。又は、乳液をクリームに置き換える。目元や口元などの乾燥が気になる部分には、クリームを重点的に塗る。
40代以降
- 乳液:化粧水の後に、顔全体にムラなく塗る。
- クリーム:乳液で足りない部分に、重ねづけする。又は、乳液をクリームに置き換える。高保湿クリーム又はたっぷり目の使用がおすすめ。目元や口元などの乾燥が気になる部分には、クリームを重点的に塗る。首やデコルテにも、クリームを塗ってうるおいを保つ。
乳液とクリームの使用の有無
乳液とクリームの使用の有無は、肌の状態や好みによって異なります。乳液とクリームを併用しても、肌にベタつきが気になる場合は、乳液のみを使用するのもよいでしょう。
肌の状態
- 乾燥肌や敏感肌の人には、乳液やクリームの使用がおすすめ。
- 脂性肌の人でも、乾燥が気になる部分には乳液やクリームを部分的に使用するとよい。
- 季節で変更するなどの工夫も必要です。特に冬季など、肌が乾燥しやすい時期には、乳液のかわりに保湿クリームに切り替えたり、乳液と保湿クリームの併用することで、肌をしっかり保湿しましょう。
好み
- べたつきが苦手な人には、乳液よりもクリームがおすすめ。
- さっぱりとした使用感が好きな人には、乳液がおすすめ。
乳液とクリームの使用の重要性
乳液とクリームは、肌にうるおいを与えて乾燥を防ぐためのスキンケアアイテムです。肌の乾燥は、シワやたるみなどのエイジングサインにつながるため、乳液とクリームをしっかりと使用して、肌の乾燥を防ぐことが大切です。適切に使用することで、いつまでも若々しい肌を保つことができます。
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